好天に恵まれた第一回の開始です
今年も台風が心配でしたが
台風の発生の報と共に始まった一回目の実習開始です。ところが台風は日本方面へ急カーブ、昨日まで降っていた雨も上がり好天気に恵まれ意気揚々と茶摘の開始です。参加者7名と「蘇壽」パパ茶師と一緒に茶畑へGO!すでにお手伝いの近所の農家の方が茶摘を始めています。
参加者とパパ茶師とママが加わり記念撮影。今回の参加者はベテランから初心者まで、坪林茶摘娘スタイルに変身してスタート。手馴れている人と初心者では手つきが少し違いますね。茶畑内はいろいろな生き物でいっぱい、一番厄介なのが藪蚊です。虫除けスプレーで防備しても蚊の攻撃は執拗です。愛らしいのは蜜蜂、お茶の花が咲くこの時期は忙しくはたらいています。このお茶の花から取れた蜂蜜は格別の味なんです。
少し茶葉量が少ないのですが、参加者による茶摘は終了。あとはプロが摘んでくれた茶葉を加えて作業を行います。今年の茶葉は台風の影響と天候不順のため生育がよくありません。今年の収穫量は大幅に少なくなる予想です。ここ数年の天候不順が農家に打撃を与えています。
日光萎凋をはじめようと思ったけど、昼飯が先に、、、
茶摘作業に時間を大きく割いたため、昼食時間に食い込んだ日光萎凋。とりあえず昼食をとってから作業を進めるために、室内にてざるに広げて静置しました。まずは、お決まりの豪華な昼食を楽しむことにしましょう。
日光萎凋は日差しが強いため、屋根の下で行います。風の通り道の茶葉は速く萎凋が進むので全体に気配りが必要です。萎凋開始時の茶葉はみずみずしく張りがあり、青い草の香りです。日光萎凋の終了はこの香りが変化したタイミングで行います。
走水の合間に、、、お楽しみタイム
走水(室内萎凋)が始まると、時間に余裕が出てきます。蘇茶師の奥さんと一緒に茶畑の奥、渓流沿いで生姜の葉っぱを収穫です。これがあとで思わぬものになるのですが、これが美味しいんです。
渓流に大きな魚がいたので投網漁に出かけました。ここの住民に許された特権です。ここより少し下流になると魚を獲ることも、川に足を入れることすら禁止されています。小さい魚はから揚げに、大きな魚はスープなどにして食べます。
走水、深夜まで連続作業が続きます、、、がお楽しみも
ざる振りをして、茶葉を切り返す。この作業を繰り返して徐々に水分を少なくします。茶葉の香りは水分の減少と共に強くなっていくのがわかります。今年の製茶技術テストで優勝した蘇志成茶師が熱心に指導してくれます。
先ほどの生姜の葉っぱはちまきの皮になります。海老としいたけを入れたもち米を包みます。包み方にコツがあり、指導するほうもされるほうも熱が入ります。美味しいものをつくる楽しいひと時です。見る見るうちにちまきが出来上がっていきます。
作り上げたちまきは15分ほど蒸し器で蒸あげて出来上がり。生姜の香りがちまきにうつり、香りの良い仕上がりです。早速、みんなでお夜食タイム。きちんと仕上げたちまきは香りが高く、そうでないものは香りが弱い。すべての工程に理由があるのです。あれだけ夕食で食べたのに、いつのまにか器が空になっています。
明けの明星と共に起きだし、最終工程へ
茶葉の香りは極限まで高まり、最終仕上げの始まりです。ここからはパパ茶師が指導。殺菁、揉捻、乾燥、焙煎と一連の流れ作業になります。殺菁では釜の中の奥まで均一に茶葉を投入する難しさ、時間と共に変化する茶葉の香りで終了時間を決めます。
今回作り上げたお茶を袋に詰めて実習は終了です。昨日獲った魚はこのような姿で昼食のテーブルに。最後に蘇茶師と記念撮影をして好天気に恵まれた実習は終了しました。
今回も蘇一家にはお世話になりました、心よりお礼申しあげます。