マニアック軍団が登場し第二回の開始です
不思議とふたり揃うと雨を呼ぶ軍団が、、、今回の天候は?
仕事を夕方まで行ってから台湾に来た仕事人間?が今回の主役。到着したのは日付の変る寸前でした。市内のホテルには行かず、このまま坪林へ直行することに。恐れていた雨が、、、やはり降り始めました。早朝、霧雨はやまず・・・茶摘を強行しました。今回は生育の良い金萱種の畑にて茶摘です。
霧雨が降る中の茶摘もおつなもの。先発で茶摘をしてくれていたのは近所のおじさんとおばさん。参加者も一緒になってカゴがいっぱいになるまで頑張ります。この道何十年のおじさんは両手に目がついているようにうこきます。雨なので少しだけ体験できればOKと言っていた参加者も、次第に熱がこもりいつまでたってもやめません。このカゴふたついっぱいになったところでタイムアップ。
茶葉が濡れているのでかごの重さはいつも以上、肩に紐が食い込みます。楽しみのためなら、少々の重さは心地よさになりますね。
日光萎凋は無理なので風を使い萎凋を、、、でも
茶葉が濡れているので、振るようにして広げます。通常より少しだけ薄く広げ茶葉の上についている水分を飛ばすことからはじめます。参加者全員で17個のざるに広げてひとまず一段落。
濡れていますが、金萱種の茶葉は生育もよく最高の状態です。さてこの茶葉がどのようなお茶に変化するのか楽しみですね。
さあ、お楽しみタイムの始まり・・・の前に
屋外で風を使って茶葉を乾燥させていましたがなかなか進まないので、瓦斯火を使い温度を上げ、扇風機で風を送ります。一通り作業が終わり川へ漁に出かけます。
今年の許可された漁も今日が最終日、資源保護のため明日より4月末まで禁猟です。雨のためか水量が多く少し苦戦しましたが、たくさんの魚が取れました。魚の名前は「苦花」、日本名はわかりません。から揚げにしても、スープにしても臭みもなく、とても美味しい魚です。何故、苦い花なんでしょうね。
走水、何が変るのか・・・見極め
走水が進むと茶葉の香りが変化します。何回攪拌するのか、どの香りになったら攪拌終了なのか、この見極めが一番大切です。美味しいお茶を作るコツは「茶葉と対話」これに尽きます。美味しくなるお茶は透明感のある香りがはっきりし、そうでないお茶は臭くなるのです。臭くなるといっても微妙な話で、文字通り臭くなったらお茶としての役目は終了「お茶が死んだ」といわれてしまいます。製茶技術コンテスト優勝の蘇志成茶師が付きっ切りで指導してくれます。
深夜2時半、最後の攪拌作業。休憩時間に飲んだビール、赤ワイン、東方美人を漬け込んだ焼酎が今頃になってまわってきました。しかし、茶葉に触れるときは真剣そのものです。作業終了後、蘇志成茶師とまさにマブダチ撮影。そういえば数年前には一緒に黒スズメバチの巣を捕りに行って、一緒に蜂酒をつくった仲なんです。
食事時間も製茶実習の楽しみのひとつ。いろいろな食材が食卓を飾ります、都会では台風の影響で野菜価格が高騰していますが、ここではすぐ横の畑から食材を調達。新鮮な野菜料理が数多く並びます。大人数で食べる食事は格別な味わいが調味料として加わります。
朝7時半、最終工程までたどり着きました
カゴ2杯の茶葉が各工程を経て最後のお茶に変る瞬間。高温に熱した釜に茶葉を投入します。茶葉が炒られるにしたがい香りが変化していくことが良くわかります。草の香りがお茶の香りに変った頃が時間です。途中、お釜の中に手を入れ茶葉を握りしめ、香りを聞きます。
揉捻、解塊、乾燥、焙煎の各工程を経てお茶として仕上がります。乾燥機から出てきたばかりのお茶は生まれたての赤ちゃんのようです。このお茶を試飲して、できばえをチェック。焙煎前なので甘みが少し物足りませんが香りは上等です。あとは2時間の焙煎が終わり袋詰めをすれば完成です。参加者は焙煎終了時間まで坪林茶業博物館見学にお出かけしました。
雨の中のお茶作りになりましたが、管理人としては新しいノウハウを学べ勉強になりました。雨の中近所の農家の方や蘇一家には大変お世話になりました。