2004.11.18〜22 文山包種茶製茶実習管理人レポート

指令、冬茶の極意を盗め

茶畑 茶摘 茶摘

恒例になってきた「文山包種茶製茶実習」今回は冬茶を作ろうです。
台風の影響で大雨が続き、製茶実習危うし!でしたが、晴夫さんと晴子さんの力で快晴を引き寄せました。
青心烏龍種を予定していましたが、雨の影響で10日間ほど生育が遅れ、「翠玉種」の茶畑でお仕事開始。
素人軍団では危ないと見たのか、プロのお手伝いを得て何とか茶摘を完了しました。

茶摘した茶葉 日光萎凋 日光萎凋

茶摘を終わった茶葉は18斤(約11kg)です。これが最終製茶すると、、、本当に少なくなってしまいます。
日光萎凋の作業のため籠に広げます。籠は全部で13籠になりました。
茶葉を広げるコツや、日陰を作らないように、などのアドバイスがありました。
籠のまわりに人が立っただけで、その日陰によってお茶がだいなしになってしまうんですね。

日光萎凋 室内萎凋、走水 室内萎凋、走水

日光萎凋が終われば室内萎凋、各籠を棚に入れて室内へ運び込みました。
この時の茶葉の状態、香りや手触りなどをしっかりと覚えましょうね。
室内萎凋終了時には13あった籠が6つに、さらに3つに減ってしまいました。

室内萎凋の一番のポイントは「香り」

室内萎凋、走水 室内萎凋、走水 室内萎凋、走水

このタイミングをはずしてしまうと、お茶としては悲しい結果になってしまいます。
撹拌の作業も真剣そのもの、ひとり一人違う香りになってしまいましたね。
最後の醗酵を促すための撹拌もひと籠は「手作業」残りふた籠は「機械」で行いました。
弟蘇茶師によるポイントの説明、まじめな弟さん深夜にもかかわらず真剣に教えてくれました。

室内萎凋、走水 室内萎凋、走水 室内萎凋、走水完了

やはりプロの手さばきは違いますね。
この3籠になった茶葉このまま朝まで静かにしておきましょう。
醗酵室内は16度とこの時期にしては少々低め、おかげで少々睡眠をとることができました。
鶏の鳴き声で起こされ、醗酵完了した茶葉は大盛ひと籠だけになってしまいました。

殺菁 揉捻 乾燥
乾燥 文山包種茶 テイスティング

これからいっきに作業が進みます。
茶葉を「殺青」、「揉捻」「乾燥」「焙煎」と仕上げていき、できあがった「毛茶」です
早速、お茶を淹れて見ました。茶葉のきれいな色、淡い水色、透き通るような甘い香り、、、思わず目がうるうる
何度体験しても格別の思いがありますね。
最初13籠(約11kg)あった茶葉が1籠(約2kg)になってしまいました。
これだけの手間隙をかけたお茶、おろそかにはできませんね。一粒も残さず袋に詰めて持ち帰りました。

作業していないときには、、、楽しみが

食事 食事 おまけ

奥様自慢の手料理、すばやい手さばきでつくりあげてしまいます。
パパイヤの炒め物、すごくおいしかった。
夜、弟茶師と友人で蜂の巣をとりに行きました。スズメバチの親は焼酎浸けに、子供は茶油でいためて夜食になりました。茶油はスッキリとしていて料理にピッタリ。
お父さん自慢の野生ミツバチから取った茶畑の花の「蜂蜜」、大事にしていたのですが、一瓶だけ無理を言って分けてもらいました。スッキリとしたおいしい蜂蜜ですね。

比賽 比賽 比賽

今回は文山包種茶のコンテストの開催中でした。
写真左は「坪林」のコンテスト、審査員はみな真剣な面持ちです。中央の「李さん」は文山茶の責任者、彼の好意で上位入賞した茶葉の味見をさせてもらいました。また、写真も撮らせていただきありがとうございました。
中央の写真はコンテストで評価された茶葉、ふたがさかさまなものは「問題外」のお茶なんです。
右の写真は第5班のコンテスト。こちらのほうにはよりよいお茶が出品され、名誉をかけて戦っています。

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